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    森林を見守る
    リサイクルiPhone

投稿 : 2016/3/10

森林を見守る
リサイクルiPhone

違法伐採との困難な戦い

ボルネオ島での違法伐採が問題になっている

東南アジアは南シナ海に位置する小島、ボルネオ島。マレーシア、ブルネイ、インドネシアの3国が領土を分かち合うこの自然豊かな島では、長年テナガザルの保護区域における違法伐採に悩まされていた。

保護区域内には常に森林警備員が3人常駐しており、森林の治安を守っている。しかし自然が豊かすぎるボルネオ島では、森林を風が切る音やサイチョウの囀り、セミの鳴き声が響き渡る。

そうした自然が奏でる音によって、300dbにも及ぶ森林を伐採するチェーンソーの音が、数百メートル先で発生していたとしても、人間がその音を聞き分けることは非常に困難であるという。

ハイテクな技術には、莫大な予算が伴う

広大な森林を監視するのは困難

この違法伐採の問題と戦ったのが、アメリカのITエンジニアトッファー・ホワイト氏。彼は、違法伐採の問題を解決するべく人間の耳には聞き分けることが難しいチェーンソーの音を聞き分けて、森林警備隊に通知するアプリケーションを開発した。

しかし、そのアプリケーションを動かすためには、音を聞き分けることができるような性能の高いハードウェアを用意する必要があり、広大な森林全体を警報アプリでカバーするには莫大な数のデバイスが必要であった。

さらに森林のなかなので、ネットワーク環境も劣悪であり、せっかくアプリケーションを開発したにも関わらず予算と環境の問題が大きく立ちはだかり、伐採対策に導入することができない状態で膠着していた。

使用済みiPhoneの有効活用に着目

使用済みiPhoneを利用した監視システム

そこでホワイト氏が注目したのは、アメリカ合衆国だけで年間億単位で処分されているスマートフォンであった。

実際に、ボルネオの森林に監視アプリケーションを搭載したiPhoneを設置してみた結果、iPhoneを利用して森林の雑踏のなかでチェーンソーの音を聞き分けることに成功した。さらに、新しくネットワーク環境を整備しなくても森林から数10キロ離れた街の電波を拾ってアプリを動かすことができたため、殆ど新しい技術を導入することもなく、予算も投入することもなく監視体制を整備することに成功した。

iPhoneを用いた監視システムを利用すれば、森の中でチェーンソーの音がした瞬間に、デバイスでその音を拾って既存の標準ネットワークで警報を送り森林警備隊に知らせることが可能になった。よって警備隊が違法伐採の現場に駆けつけて現場に乗り込んだのにもうすでに伐採後であったということがなくなります。リアルタイムで介入して取り締まることができるようになった。

使い終わっても価値がある。そう、iPhoneならね。

使い終わったiPhoneにも価値がある

このように、広大な森林の中で伐採を現行犯で目撃されてしまうというのはやはり伐採者にも衝撃的であるようで、一度監視アプリによって取り締まられた伐採者は二度と森林に戻ってくることが無いのだという。

処分される使用済みの携帯電話は世界で数億単位に登ると言われています。例え使い終わって必要なくなってとしても、画面割れホームボタンが効かなくなったとしても、元はといえば最新の技術が搭載されたデバイス。

よって再利用すれば熱帯雨林の森林を守れるような価値を生み出すことも可能なのです。たとえ故障していたとしてもiPhoneの中にはレアメタルなどの希少な資源もたくさん含まれているのでまだまだ利用価値がたくさんあるのです。

使い終わったiPhoneを家で眠らせておいたり、子供のおもちゃにしておくのは非常にもったい無いことですよ!