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    【Apple vs FBI】
    - iPhoneのセキュリティーを巡る戦い

投稿 : 2016/03/08

【Apple vs FBI】
- iPhoneのセキュリティーを巡る戦い

テロリストのiPhoneデータの開示を要求

アメリカ全土を巻き込むApple vs FBI

アメリカ全土を巻き込む大騒動となっている個人情報を巡るApple vs FBIの戦い。そのバトルの発端となった事件が、カルフォルニア州サンバーナーディーで発生した銃乱射事件。

障害者支援の福祉施設インランドリージョナルセンターで、重武装した3名の犯罪者によって発生したこの事件では、事件現場にて14名が死亡、重軽傷者17名。事件発生後に事件現場から数マイルの住宅街で、警察によって容疑者2名(男1、女1)が射殺された。

容疑者が一名現場から逃走し、行方をくらましていること、容疑者グループがISIL(イスラム国)との関連性をほのめかしておりテロ事件の様相を呈していることから、事件の早期解決に向けてカルフォルニア地方裁判所は、Appleに対し当事件の容疑者が使用しているiPhoneデータをFBIに開示するよう求めた。

Appleは要求を却下、シリコンバレーと政府の全面戦争へ

個人情報とセキュリティーを巡る戦争

「テロリストのiPhoneのデータを開示しなさい!」という地裁の要求に対して、Apple CEOのTim Cook氏は「FBIに対してiPhoneユーザーの個人情報へアクセスを許可する入り口を設けるつもりはない」と要求に応じない旨の声明を発表。

この声明に対してGoogleやTwitterなどアメリカ国内メディアも「ユーザーの個人情報を政府機関に開示することは、テロリスト以外の国民のプライバシーを損なう可能性がある」「ユーザーの個人情報に対するセキュリティーを弱めろという要求にはしっかりと抗うべきだ」とAppleの姿勢を擁護する声明を発表。 シリコンバレーを挙げて、政府の要求に対して全面的に戦う姿勢を示している。

政府とIT企業の戦いは未だ平行線

Apple製品のボイコットをiPhoneから唱うトランプ氏

「個人情報の開示には応じません」という姿勢を示すAppleに対して、地方裁に続きアメリカ法務局もテロリストが使用するiPhoneの情報をFBIに開示するよう要求しており、依然としてAppleと政府との争いは膠着状態となっている。

Apple製品をボイコットしようという動きも

過激な発言で世間の注目を集めている共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏は政府の要求を却下するAppleに対して強い批判の姿勢を示しており、「テロ事件の解決に非協力的なAppleの製品をボイコットしよう」という声明を本人の公式Twitter上で発表。

しかし、その発言がiPhone向けのTwitterアプリからツイートされたものであったことから、「なんだよ言ってるそばからあんたもiPhone使ってるじゃないか」とネット上でトランプ氏の発言を論う記事が話題になっていたりします。