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    iPhoneの再利用が
    紛争を止める?

投稿 : 2016/03/08

iPhoneの再利用が
紛争を止める?

アフリカで問題となっている「紛争鉱物」

アメリカ全土を巻き込むApple vs FBI

アフリカ中央部のコンゴ共和国は、ではiPhoneをはじめとする精密機器や電化製品の電子回路に欠かせない「レアメタル」の主要な原産国。しかしそのコンゴでは現代のテクノロジーに欠かせない貴重な資源を巡って多数の武装勢力がコンゴの国民を苦しめている実態があります。

日本の家電は、世界の16%の金が眠る「都会の鉱山」

家電には多くの希少金属が眠っている

iPhoneをはじめとする精密機器や電化製品の中には、金やスズ、タングステンといった希少金属(レアメタル)が使用されています。 こうした金属は、電気の伝導性に優れていてしかも錆びにくいという特性をもっているので私たちの暮らしを便利にする様々な機器には欠かせない存在となっています。

ではスマートフォン1台の中にどれほどのレアメタルが含まれているのかというと、例えばiPhone5には、およそ300gの金やレアメタルが含まれています。

たったそれだけ?と思われるかもしれませんが、チリも積もれば山となり、日本中の電化製品の中に眠っているとされるレアメタルの量は総計6800トン。なんと世界の金のおよそ16%にも及ぶのです。

レアメタルの濫用が紛争の原因となっている?

精密機器や電化製品にはレアメタルがたくさん含まれている

日本だけでなく、世界中のテクノロジーと暮らしを支えているレアメタル。レアメタル無くして現代の私たちの便利な暮らしは実現しなかったといても過言ではないでしょう。でも、そんな便利な暮らしの背景にはレアメタルを巡る醜い争いが存在するのです。

アフリカ中央部の位置するコンゴ共和国は資源豊富な国で、世界有数のレアメタルの産出国。コンゴの大地に眠る資源はおよそ24兆円の価値があるとされている。

しかし、コンゴ共和国はそんな資源に恵まれた国ならではのジレンマに悩まされています。コンゴ国内には、レアメタルを違法に採掘しようとする武装勢力が多数存在しており、国営の鉱業は破綻、国民はそうした武装勢力間の紛争に巻き込まれたり、戦力として駆り出されてしまっているという悲しい現実があります。

Appleもレアメタル問題への取り組みを進めている

Appleはすでに紛争鉱物の問題に取り組んでいる

2011年にAppleは、CFSP(Conflict-Free Smelter Program)という計画を発表しました。これは、iPhoneをはじめとするApple製品に使用されている鉱物が、どこで、誰が、どのように生産したのかを明確にすることで、紛争の原因となっている違法な鉱物の使用を抑制し、武装勢力への資金調達してしまわないようにしましょうという内容となっています。

ということで、iPhoneユーザーの皆様は紛争を引き起こしている武装勢力にお金を回してしまっているという心配はしなくてよいみたいですね。

iPhoneのリサイクルがアフリカを紛争から救う

iPhoneをリサイクルして貴重なレアメタルを有効に使う

iPhoneのリサイクルで貴重なレアメタルを再利用

とはいえ、こうしたレアメタルを巡る紛争が起きているのは、そもそも世界中で貴重なレアメタルが精密機器や電化製品に乱用されているからではないでしょうか?貴重な資源なので、もっと有効に、効率的に活用しなければなりません。

iPhoneの内部には、こうしたレアメタルがたくさん眠っています。iPhoneのバッテリーの中にはコバルトやニッケル。さらに傷が付いていたりヒビが入っていたりしても、外装のプラスチックを再利用することができます。

あなたのお家にも、画面割れのやバッテリーの消耗したiPhone眠っていませんか?実はそのiPhoneにもたくさんのレアメタルが含まれているので故障していたとしても、高価買取できる可能性が大いにあります。さらにレアメタルを再利用して、消費を減らすことが微力ながらコンゴの紛争を抑止する力にもなるかもしれません